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帰属

 帰属意識という概念があります.自分がある社会構成集団に入っており,その構成集団の一員であるという意識を指します.マズローによると人間には,食欲,睡眠欲,性欲の三大性欲があると言いますが,これらが満たされると快適性や安全性の欲求,そして社会的欲求というようにだんだん欲求が複雑で高次元になっていくそうです.帰属の欲求はおそらくこの社会的欲求に当たる物かと思います.

 

 皆様はなんらかの帰属意識を持っているでしょうか.僕はコミュ障気質があるわりには,人並み程度に帰属欲求はあるようで,これはなかなか厄介です.自分が今までに帰属意識を持った集団としては,「小中学校」「高校の部活」(特に文芸部)「Twitter の受験生クラスタ」「Twitter の KU クラスタ*1」「ingress の京都桂地区」「着ぐるみクラスタ」などが挙げられます.

 

 逆に,帰属意識を持てなかった集団としては,「高校のクラス」「予備校」「大学のサークル」「ingress の京都全体」などがあります.高校ではクラスの方にはなんとなくあまり馴染めず,入学当初は仮鬱状態になりました(部活に入っていたのが幸いだった).「予備校」に関しては悲惨で,ついに友だちを一人も作ることなく卒業しました.僕の人生におけるリアル黒歴史の一つです.「大学のサークル」に関しては,自分も非常にもったいないことをしたと思っています.言うてワンチャンウェイ大学ならともかく,京大です.絶対変で面白い奴らばっかりです.しかし,どうもサークルの波長と位相が合わなかったのか,共鳴するところがなく,自然消滅しました.それでも,四畳半神話体系*2 などを見てると,サークルに入り浸っていたかもしれない自分を妄想するのです.

 

 「ingress」に関しては,京都市内には,どうも距離を感じてしまいます.なんというか洛中と洛外の空気の差を感じてしまいます.ただ,地元ではコミュニティに参加しているエージェントとして活発に交流しています.けれども,今年の三月で引っ越しなんですよねえ.寂しい.

 「着ぐるみ」に関しては,お察しの通り.まあ,よくも悪くも人生を投げ捨ててやる趣味という印象がありますし*3,学校のように時間が来て強制的に卒業ということもありません.なんだかんだで長くやる趣味なんじゃないかなあ.

 

 着ぐるみは,帰属意識の欲求とともに,性欲も満たせる趣味である.

*1:京都大学生の集まり.KU は Kyoto University を意味する.

*2:森見登美彦の小説,およびそれを原作とするアニメ.主人公が京大生でさまざまなサークルに入る.

*3:結婚とかできるのか?